なぜ心と体の仕組みを理解すると、不調が回復に向かうのか?

当院では施術だけでなく、
心と体の仕組みを理解することをとても大切にしています。

なぜなら多くの不調は、
体が壊れているのではなく

体の防衛システムが働いている状態

だからです。

この仕組みを知るだけで、体の反応の見え方が大きく変わります。

人の体には「危険を察知する装置」があります

人間の脳には、危険を察知するための仕組みがあります。

主に関わっているのは次の部分です。

  • 扁桃体
  • 前頭前野
  • 視床下部
  • 自律神経

これらは連携して、私たちの体を守っています。

扁桃体は「警報アラーム」

扁桃体は、脳の奥にある小さな組織で

危険を察知し警報を鳴らす「警戒アラーム」

のような役割をしています。

例えば、

・強いストレス

・人間関係の不安

・過去のつらい経験

・環境の変化

などを感じると、

扁桃体は
「危険かもしれない」と判断し、アラームを鳴らします。

視床下部が自律神経を動かす

扁桃体が警戒アラームを鳴らすと、

その情報は
視床下部に伝えられます。

視床下部は

・自律神経

・ホルモン

・体温

・心拍

・呼吸

など、体の調整を行う中枢です。

ここから指令が出ると、
自律神経が働き始めます。

自律神経は「体を守るシステム」

自律神経は

・心拍を上げる

・呼吸を速くする

・筋肉を緊張させる

・消化を止める

などの反応を起こし、生存のためにフル稼働します。。

これはすべて

危険から体を守るための防衛反応なのです。

「自律神経の乱れ」と言われる状態

一般的には

  • 動悸
  • 耳鳴り・めまい
  • 不眠
  • 胃腸の不調
  • 倦怠感

などが続くと

「自律神経の乱れ」

と言われます。

しかし実際には

自律神経が壊れているわけではありません。

多くの場合は

防衛反応が長く続いている状態

です。

前頭前野は「意味を考える脳」

もう一つ重要なのが
前頭前野です。

前頭前野は、

・物事の意味を考える

・状況を判断する

・感情を整理する

といった働きをしています。

つまり

「これは本当に危険なのか?」

を考える役割です。

仕組みを理解すると何が変わるのか?

防衛反応が長く続くことによって現れた体の不調は、
人をさらに不安な気持ちにさせます。

「いつ治るの??」

「一生このままなの??」

すると扁桃体は

「さらに危険だ!」と判断しアラームを再度鳴らします。

すると防衛反応はさらに強くまり、

体の症状も繰り返し、酷いと悪化する場合もあります。

これが

不調のループ

です。

体の反応の意味が分かると、ループが変わる

しかし

「これは体が守ろうとしている反応なんだ」

と理解できると、

前頭前野が働き

扁桃体の警戒アラームを少しずつ落ち着かせることが出来ます。

すると

・呼吸

・心拍

・筋肉の緊張

・胃腸の働き

なども徐々に落ち着いていき、

結果的に不調が回復に向かうのです。

当院が大切にしていること

しかし実際には、

頭で仕組みを理解しても
体の緊張や防衛反応がすぐに落ち着くとは限りません。

体にはこれまでの緊張の癖や
呼吸の浅さ、筋肉のこわばりなどが残っていることがあります。

そのため当院では、

  • 体への施術(鍼・整体)
  • 心の整理サポート(メンタル調整サポート)
  • 心と体の仕組みの理解

この3つを組み合わせながら、

体が安心できる状態を少しずつ作っていく

ことを大切にしています。

当院だから出来ること

当院では体の施術だけでなく不調の背景を理解して、自分で整えられるようになるメンタル調整サポートを行なっています。

メンタル調整サポートでは、

  • 今、どんなアラームが鳴っているのか
  • 体は何を守ろうとしているのか
  • なぜ止まりにくくなっているのか

を、その人の背景を一緒に理解して、分かりやすく整理していきます。

詳しくはこちらをご覧ください。

▶︎メンタル調整サポートとは?